用言と体言

前回の答えです。

真っ白に・・・形容動詞「真っ白だ」の連用形
真っ白く・・・形容詞「真っ白い」の連用形

やわらかい・・・形容詞「やわらかい」の連体形
やわらかだ・・・形容動詞「やわらかだ」の終止形

高く・・・形容詞「高い」の連用形
ない・・・形容詞「ない」の終止形
これは、ちょっとフェイント 。

「高く ハ ない」と2文節にできるので
自立語。つまり、形容詞です。
「走らない」のように、 「ハ」を入れられな
い「ない」は、助動詞です。

本能的に・・・形容動詞「本能的だ」の連用形

「~的だ」は形容動詞ですから、
流行語の「私的に」も形容動詞になるんですね😓





前回まで、用言(動詞 ・形容詞 ・形容動詞)の話を
しました。


今日から、自立語で活用のない語、かつ主語を作れる語、つまり、体言(名詞・代名詞)です。


ものには名があります。
名を知ることは、つかむこと。正体を知ること。

1500年ほど前の日本の女性は、自分の名を、
結婚を承諾する相手にだけ、教えました。

拾ってきた子猫に名前をつけたら、
自分のテリトリーに入れてあげることになる。
家族の一員になるんですね。



名前が分からないと、もやもやする?
「あのふわっとした白いものは何??雲かなぁ?」
「違う。山桜よ。」
「そうなんだ❗️」


「山桜」と分からなくても、事態は変わらない。
けれど、知りたい。安心したい。


「雲」「山桜」は、「~は」「~が」「~も」を付けて
主語にできるので、名詞です。

名詞を、もう少し詳しく見ると、
通名詞 (山・花・机など)
固有名詞 (エジソン・富士山・東京など)
数名詞 (1つ・2本・3日など)
形式名詞 (もの ・こと)

代名詞は「これ」「そこ」のように、名詞の代わりに
指し示す語。




では、また🍀