高校入試の作文 は、パターンを決めよう。

久しぶりです❗️

 

11月から、あまりにも忙しかったので、ブログを休みました。

 

今日は、高校入試の作文について書いてみます。

 

高校入試の国語のテストで、作文がある時、

1 短いテーマが与えられて述べる

2 グラフなどの資料を見て述べる

のどちらかになることが多いです。

 

1より2が難しく思われていますが、実は逆です。

 

2のグラフは、一番数値の大きい項目と他との関係について述べれば良いので、ヒント満載です。

「~が~割で一番多いが、確かに~」と賛成して「私の周りでも~」「これから~していきたいと思います。」という流れで。

 

1の短いテーマの中で、「伝統」「若者」

といった、抽象的なテーマは意外に難しいです。書けそうで書けないこともあります。

 

作文は、とにかく何か書いてあれば、ある程度点をもらえるので、頑張りましょう。

 

まず、思い切り身近に具体的に考えます。

抽象的なものは、具体的に❗️

 

例えば「伝統」だったら、

 

「自分の中学校の伝統?     

    挨拶運動がある

    体育祭で3年生がマスゲームをする

    クラスマッチの応援歌がある

 

    自分の家で小さい時からしていたこと?

    お正月に初詣する

     除夜の鐘を鳴らしに行く

     お年玉をおじいさんの家でもらう」

というふうに、生活の中から思い出してみます。。

 

自分の生活から具体例を取り出せたら、

ほとんどできたも同然❗️

文章の例を、次に挙げましょう。

(140字~200字)

 

「伝統といって思い出すのは、私の学校の挨

拶運動です。毎朝3年生の生活委員が、登校

する生徒や先生に、元気に挨拶をします。そ

の声にみんな影響されて、校内は挨拶の声に

あふれ、地域でも評判になっています。

  この伝統は、ずっと続いて欲しいです。私

も、この伝統の元気な挨拶を、高校に進んで

も続けたいと思っています。」

 

文章のパターンを解説しましょう。

「  ~というと~を思い出す。

  それは、~~~だ。

  ~がよいところ(特徴)だ。

      今後、~したい。」

 

大きく4点考えましょう。

1 文め      思い出す例        (紹介)

2文め       具体的に            (説明)

3文め       良い点や特徴    (意義)

4文め       未来に向けて    (希望)

 

よかったら、参考にしてください。

では、また🙋🍀

 

 

久々です。似て非なる2語 (識別 )

10月に入ったら、かなり忙しくてブログが書けませんでした。

では、品詞の話が一通り終わったので、

似ているけれど、品詞が異なる語の識別に

いきましょう。

 

例えば、「走り」

      a 私は走り、弟は歩く。(動詞「走る」)

      b 彼の走りは、すごい。 (名詞) 

aは、述語になり、動作を表します。

bは、主語になれるので名詞です。

 

    「楽しい」と「楽しみ」・「楽しさ」

       c このアニメを読むのが楽しい。

       d 私の楽しみは、このアニメの結末だ。

       e このアニメを読む楽しさは、何にも

           換えがたい。

   cは形容詞。d・eは名詞です。主語になっているので。

この最後の1文が、あと少しの時、すぐ終了すべき事態になって、書き間違ったので、やっと訂正しました。ごめんなさい😃

 

では、また。

国語の 助動詞は、ビビデ・バビデ・ヴ―で覚えよう🎵

付属語は、助詞と助動詞。

無くても、意味は8割くらい通じるけれども、
使うと、世界が変わる。


「私、京都 奈良 行く。」
これに助詞を入れよう。

「私は 京都と 奈良に 行く」
「私は 京都から 奈良に 行く」
「私が 京都にも 奈良にも 行く」
「私も 京都へ 奈良から 行く」

行動の順番や、意識の違いが表れるのが助詞。
日本的。ですね。


助詞は、格助詞、接続助詞、副助詞、終助詞。
4種類です。
格助詞だけ覚えれば、あとは形で分かります。
格助詞の前には、体言が来る。
接続助詞の前には、活用語が来る。「、」がつく。


格助詞は!
「を」「に」「が」「と」「より」「から」「の」「へ」「で」「や」

(鬼が戸より、から野へ出や?)
と覚えるといいです。


接続助詞は、
「ば、」「て、」「ても(でも)」「ど、」
「が、」「のに、」「ので、」「つつ、」
「ながら、」「ものの、」のように、

「、」を付けて文を続けて行きます。
必ず前には活用語が来ます。
形で判断しましょう。



副助詞はいろいろな語につくけれど、

「は」「も」「さえ」「のみ」「ばかり」
「など」「まで」「こそ」

のように、限定し、添加し、類推、強調など、
意味を細やかに添えます。


終助詞は、
文末に来て、疑問や感動や念を押すのが特徴。

「な。」「ね。」「か。」「わ。」「ぞ。」「よ。」「かな。」のように、「。」がつく。






助動詞の方は、場面をきちんと分ける働き。


覚えるための、とっておきの方法があります。
ディズニーの歌
「ビビデ.・バビデ・ヴ」のメロディーです🎵🍀

れる られ~る
せる させ~る
たい たがる
だ です!

らしい ようだ そうだ
まい!

ない ぬ
う よう
た ます

リズムに乗って3回、言ってみましょう。
「ビビデ・バビデ・ヴ~」の鼻歌で。
絶対に覚えられます。




では、また🍀

「で?」も接続詞だね😊

文と文を結びつけるのが、接続詞。


「また 、 そして、 しかし、 つまり」のように、形で分かります。


順接、逆接、並列、添加、要約、言い換え

と、いろいろあるけれど、
結局は
「つなぐ働き」「接続させる」
というのが特徴で、「、」をつけられます。

アナウンサーは、複数のニュースを紹介するとき、
前後のニュースの内容によって、
どの接続詞にするか、
結構悩むそうです。🍀
「そして」「しかし」「また|「つまり」
「したがって」「このように」
「それでも」「それで|「で」


「で」も接続詞なのですね😃



では、また🍀

走って来る?走り出す? どっちが複合動詞?

ところで、動詞に複合動詞というのがあります。


複合動詞の特徴は、

2つの動詞を足して「1つの動き」を表す。🍀
1単語として扱う。
文節に分けられない。



「走って来る」「走り出す」はどちらが複合動詞でしょうか?

動作としてはどちらも、一つ。
でも、「ネ」を付けて文節に分けると.....


「走って来る」は、「走って ネ 来る ヨ」と切る
ことができるので、1単語ではない。
2文節で、補助の関係ですね。
ということは「走って来る」は、
複合動詞ではない。

つまり、「走り出す」が複合動詞でした。🍀

親を見つけた園児が、ニコニコして「走り出す」。
これは、1つの動作です。😊
2単語に分けられない。
複合動詞でした。



では、また🍀😊

感動詞は、感動していなくても感動詞?

感動詞は、感動的な場面でなくても、感動詞

「おはよう。」・・・挨拶
「わあっ。」・・・・歓声・嘆声
「はい。」・・・・・返事k
「もしもし。」・・・呼び掛け

この中で、感動的なのは「わあっ。」くらいですね。
他の3つも感動詞。🍀

特徴は、「。」を付けて一文にできること。



この頃、方言の感動詞が話題になっていますね。

「あや」「あげ」「ふぎょぎょ」
ちなみに
「こら」というのは
150年前は、鹿児島弁でした。



明治政府の警察庁長官は、川路良利という
薩摩の人でした。
部下にも薩摩藩の若者が多く、全国に配置
された彼らが、怪しい者を呼び止めるとき、
「こらこら」と声をかけました。



それで、今では、標準語になっています。


「もしもし」も、明治時代に電話ができた時、
「申します」と応答の始めに、電話の交換手が
言ったのが始まり❗️

ふと疑問に感じた言葉を調べると、
面白い歴史が垣間見えるようです。



では、また🍀

用言でもなく、体言でもない自立語たちは、個性豊かな従兄弟のよう

中学生で、文法が好きな人はあまりいないので、



擬人化してみましょう。



タンゴ村、ジリツ語族とフゾク語族が住んでいる


自立語族は、話が通じる。
意味がよく分かる。

付属語族は、目立たず、自立語族の後で
助けてくれる。
個々では、話すと意味不明ですが。
「が」とか「だけ」とか「れる」と
言われても、「?」。


自立語族の、特に「用言」一家は、活発。

よく服を着替える。
つまり、場面で 見た目が変わる。活用がある。


例えば、

「走る」が「走ら」「走り」と変わっていく。
「する」は「さ」「せ」「し」のように
ガラリと変わる。

姉の名は「けいようし」(形容詞)
弟の名は「けいようどうし」(形容動詞)
末っ子は五つ子で「どうし」(動詞)たちと
イメージしよう。😊

なぜ五つ子かと言えば、
動詞は語尾の変化で5種類あるから。
五段活用 、上一段活用、下一段活用、
カ行変格活用、サ行変格活用のこと



「体言」一家は堅物揃い。
服も髪も、形は変わらない。
よく リーダー(主語)になる。
「窓」「富士山」「3つ」「それ」など、
「が」「は」「も」を付けて主語になる。




ここから、いよいよ
体言でも用言でもない自立語たち。

つまり、
リーダー(主語)にならない、
変身(活用)もしない、
4人の従兄弟たちが、
「副詞」「連体詞」
「接続詞」「感動詞」。😊




入試では、副詞と連体詞と形容動詞を見分ける問題が結構ある。

見分ける方法は、

連体詞は......
体言(名詞と代名詞)だけをデコするということ。🍀


連体詞は20個ほどしかない。
そうすると、よく出てくるものを覚えておいて、
「それ例外は、副詞」と判断するといい。🍀




連体詞の特徴は、語の最後が
「た 、だ、の、る、な、が」という音で終わる。
声を出して
読んで覚えてみよう。


「たいした」「たった」
「ただ」「とんだ」


「この」「その」「あの」「どの」
「あらゆる」「いわゆる」
「ある」「さる」


「こんな」「そんな」
「あんな」「どんな」
「大きな」「小さな」
「いろんな」「おかしな」

「わが」



声に出して3回言ってみよう😃
「た、だ、の、る、な、が」で
終わったでしょう🎵



これは案外覚えやすい。




では、次のうち、連体詞はどっち?
「我ら」 「我が」
「大きな」「大きい」
「これ」 「この」
「ただ」 「ただし」



では、また🍀