用言でもなく、体言でもない自立語たちは、個性豊かな従兄弟のよう
中学生で、文法が好きな人はあまりいないので、
擬人化してみましょう。
タンゴ村、ジリツ語族とフゾク語族が住んでいる
自立語族は、話が通じる。
意味がよく分かる。
付属語族は、目立たず、自立語族の後で
助けてくれる。
個々では、話すと意味不明ですが。
「が」とか「だけ」とか「れる」と
言われても、「?」。
自立語族の、特に「用言」一家は、活発。
よく服を着替える。
つまり、場面で 見た目が変わる。活用がある。
例えば、
「走る」が「走ら」「走り」と変わっていく。
「する」は「さ」「せ」「し」のように
ガラリと変わる。
姉の名は「けいようし」(形容詞)
弟の名は「けいようどうし」(形容動詞)
末っ子は五つ子で「どうし」(動詞)たちと
イメージしよう。😊
なぜ五つ子かと言えば、
動詞は語尾の変化で5種類あるから。
五段活用 、上一段活用、下一段活用、
カ行変格活用、サ行変格活用のこと
「体言」一家は堅物揃い。
服も髪も、形は変わらない。
よく リーダー(主語)になる。
「窓」「富士山」「3つ」「それ」など、
「が」「は」「も」を付けて主語になる。
ここから、いよいよ
体言でも用言でもない自立語たち。
つまり、
リーダー(主語)にならない、
変身(活用)もしない、
4人の従兄弟たちが、
「副詞」「連体詞」
「接続詞」「感動詞」。😊
入試では、副詞と連体詞と形容動詞を見分ける問題が結構ある。
見分ける方法は、
連体詞は......
体言(名詞と代名詞)だけをデコするということ。🍀
連体詞は20個ほどしかない。
そうすると、よく出てくるものを覚えておいて、
「それ例外は、副詞」と判断するといい。🍀
連体詞の特徴は、語の最後が
「た 、だ、の、る、な、が」という音で終わる。
声を出して
読んで覚えてみよう。
「たいした」「たった」
「ただ」「とんだ」
「この」「その」「あの」「どの」
「あらゆる」「いわゆる」
「ある」「さる」
「こんな」「そんな」
「あんな」「どんな」
「大きな」「小さな」
「いろんな」「おかしな」
「わが」
声に出して3回言ってみよう😃
「た、だ、の、る、な、が」で
終わったでしょう🎵
これは案外覚えやすい。
では、次のうち、連体詞はどっち?
「我ら」 「我が」
「大きな」「大きい」
「これ」 「この」
「ただ」 「ただし」
では、また🍀